かんおんの森から part22月号

 暦の上では、春となり、あっという間に2月も終わろうとしています。今年は全国的に大雪

が降り、寒い日が続きました。しかし、木々の枝先をよく見るとこの寒さの中でも、小さな芽

がふくらみ始めています。学校朝会で子どもたちにユキヤナギの枝を切ってその芽のふくらみ

を見てもらいました。そのまま校長室のコップに中にさしていましたら、暖かいのでしょう。

小さな白い花がぽつぽつと咲き、一足先に春を堪能しています。きっと校庭の草木もこの寒さ

の中、着実に春に向けて準備をしていることでしょう。

  子どもたちも今、学年のまとめをし、新しい学年の準備を進めています。授業の様子など見

ていると、じっくりと考え、自分の考えを書いたり、その考えを発表できるようになっていた

りして、一人一人の成長を実感することができ、大変うれしく思っています。

 6年生は卒業まであと16日となりました。卒業記念に6年生が図工の時間を使い「階段ア

―ト」を制作してくれました。

 1年生から5年生はもちろんですが、自分たち6年生へのメッセージをこめて、グループで

デザインを考え、描いたものです。どれも、子どもらしい願いが込められています。